TradeView 海外口座ご紹介
概要
今回ご紹介するTradeViewは日本ではまだマイナーですがA-book業者として世界で名をはせているブローカーです。
2004年設立と老舗ながら日本人向けサービスの開始は2016年と日が浅い為に知名度は低いですが専業FXトレーダーにとってはかなり高品質なサービスを提供しております。
本社はアメリカのニューヨーク州マンハッタン。創業者はメリルリンチやODL Securities, Inc.にてCEOを務めるなど金融業界にかなり精通している方で、思考のトレード環境を整えるためにTradeViewを立ち上げました。
特徴
- ライセンスはケイマン諸島やマレーシアのラブアン島のオフショアライセンス。ダブルライセンスです。
- 日本人による24時間体制のサポートあり(対応はそんなに早くない)
- MT4、MT5、cTraderなどの多彩なプラットフォームに対応
- 35,000USDまでの信託保全あり
- ECN口座はスプレッドが激狭
上記のような特徴があり信用力が高いです。
顧客からの預かり資金についてもスペイン最大の銀行であるSantander Bankの信託口座へ分別管理。
外部監査機関であるMainstream Group Holdings LTD. と信託契約もしており、破綻時には35,000USDまで補償と、海外FX業者にも関わらず日本並のコンプライアンス意識がある企業です。
また、日本人向けのサービスが始まって間もなく、顧客も少ないためおそらく日本人スタッフが少ないのか、メールでの問い合わせには1営業日程度かかりますが、綺麗な日本語でしっかり返答してくれます。
口座種類
MT4X レバレッジ口座
こちらは他社での【スタンダード口座】になります。
ただ、他社との違いはSTP方式でもマーケット・エクスキューション方式の口座になっております。
一般的なB-bookのSTP方式ではインスタント・エクスキューション方式と呼ばれ、こちらは【直ちに注文が実行される】という意味です。すなわち、直ちにという意味は顧客の注文が即約定する=ブローカーが一旦呑むという図式になります。
そこからブローカーのDDは市場に注文を流すかそのまま呑むかの判断を行います。
一方、マーケット・エクスキューション方式とはトレーダーからの注文を一瞬でも呑む事なく直接カバー先の金融機関へ注文を流している方式です。
その為、トレーダー⇒ブローカー⇒市場⇒約定という流れのため、合致する注文がない場合は即時に決済されない為タイムラグが生じてスリッページが起きることもあります。
これはデメリットでもありますが、しっかり市場へ注文が流れていることになります。
マーケットへ注文を流すのでスプレッドも固定でなく相手先により変動します。
大口の注文になると、インスタント・エクスキューションではブローカーが一蹴かもしくはずっと呑み続けるので大口のロットであると、ブローカーの負担が大きく約定しないこともあり得ますが、マーケット・エクスキューションですと市場に流し、合致する注文があれば確実に成約しますので大口の注文の際はマーケット・エクスキューション方式のほうが良いでしょう。
上記の事からTradeViewのこの口座はスプレッドは狭いとは言えません。
ちなみにTradeViewでSTP方式はMT4X レバレッジ口座のみです。
MT4ILC口座
こちらの口座は、ECN方式(マーケット・エクスキューション)で、取引ごとに手数料(2.5USD / 1LOT)が発生します。
供給元であるマーケットから受け取った価格をそのままトレーダーへ提供しております。その為、TradeViewはこの手数料のみで収益をあげるため、取引やコストへの透明性はかなり高くなります。
スプレッドもかなり狭く、透明性も高いため大資金でのトレーディングに向いています。
入金について
入金についてはクレジットカード、銀行送金、bitwalletに対応しています。
ただし、他のブローカーに比べると入金処理してから口座に反映されるまでのスピードは若干長く、タイムラグがありますのでご注意ください。これはどの入金方式を採用しても同じ感じです。
出金について
出金については公式サイトにはあらゆる方法が記載されております。
注意が必要なのがクレジットカードで入金した場合は、入金後1か月以内に出金申請をしなければクレジットカードへの送金ができなくなります。
その為、カードへの出金は難しいでしょう。
また、海外銀行送金も可能とありますが欧州系の銀行を利用して送金されるようで、欧州系銀行は海外送金の審査がかなり厳しく、追加書類等を要求されかなり煩わしくなると思われます。
その為、bitwalletが唯一の出金手段と思ってもらったほうが良いと思います。
bitwalletであれば、そこからの国内銀行送金は簡単ですので問題ないと思います。
ボーナスは?
TradeViewではマーケット・エクスキューション方式のため、ボーナスはなにもありません。
まとめ
A-bookのブローカーを利用したいトレーダーにとってはほとんどここ一択になると思います。
トレード環境はとても良く、透明性も高いため安心して大口ロットでのトレードが可能です。
ただし、マイページ等の扱いが若干不便で、1口座で1ページですので、例えば2口座持っている場合は他ブローカーの様に同じマイページから口座番号だけ変更して選択するといった事ができずに、一度ログアウトしてから違うアカウントへログインしなければならない等、トレード以外の部分で不便を感じることがあるかもしれません。
しかし、それを差し引きしてもA-bookブローカーでは最も良質なトレード環境を用意していると感じ、とてもオススメできるブローカーです。
B-bookで資産を大きくため込み、大口・大ロットで確実に約定させたい取引をしたいトレーダーにとってはオススメのブローカーです。
一方、はじめたてや運用資産が500万円以下程度まででしたらB-bookブローカーでボーナスを利用した取引が向いていると思います。
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