
副業の必要性は
ここでは副業の必要性、必要であるなら何が良いのかの比較やおすすめをお伝えします。
なぜ副業が必要になるのか
多くの方は、日中に会社へ行きお仕事をしてお金を稼いでいると思います。
しかし、現在のお給料で今後の人生豊かに過ごしていける自信のある方はどれほどいらっしゃるでしょうか。
サラリーマンをしている限り、昇給は限定的、そして日本の評価制度はまだまだ未熟な為、基本的には年功序列になります。
大企業等は、年功序列から徐々に抜け出しつつありますが、そのような環境にいる方はそもそも副業など検討しないでしょう。
しかし、大企業が日本中の企業を占める割合はご存知でしょうか?なんと0.3%です。
世の中の99%は中小企業なのです。もちろん中小企業が将来大企業になる可能性もありますがそれを座して待つのは得策ではないでしょう。
そもそも、副業やダブルワークという言葉を聞くようになったのはなぜでしょう。そちらから解説いたします。
若年人口の減少と経済成長率の低下
団塊の世代という言葉やバブルという言葉を皆様一度は聞いたことがあると思います。
当時は日本が将来このような状態になるなんて思っていなかったでしょう。
モノを作れば売れる⇒売れれば給料も上がる⇒給料が上がれば消費活動をする
このサイクルがもうすごい勢いでまわっていたのです。お金を全て使っても翌年には年収がかなり上がっている。そして定年後も年金をたくさんもらって生活できる。こういう状態だったのです。
しかし、バブルが弾けて好景気は終わりを迎えました。
その後どうなったかと言うと、
景気が悪く給料も低い⇒思う存分買い物できない⇒モノが売れない⇒企業収益も上がらない
というサイクルになります。
その結果、一般家庭では子供を産んで育てることに金銭的な不安を持ち始め少子化が始まりました。
そして、人口は老人が多く若年が少ないという逆ピラミッドへ形を変えていきます。
なぜ逆ピラミッドはいけないのか、年金制度を設計した当時は1人の老人を8人の現役世代で支えるという設計でした。
しかし、今後はなんと老人1人に対し、1.5人の現役世代で支える事になっていくのです。
例えば、老齢年金を20万支給しようと思ったら、現役世代の負担は1人当たり約13万3千円です。
こんな事到底不可能ですよね?その為、支給額を下げざるを得ないという理屈になるわけです。
今の20代~40代が年金をもらう頃には支給額が下がるのではと言われており、その為自助努力で老後資金を貯めなさい、と政府からもメッセージが出ています。
Nisaやイデコは聞いたことがあるかもしれませんが、利益分について税金を取らないから積極的に運用して老後資金を作ってね!という政府からのメッセージです。
【今後は自分たちでなんとかしてください】という事なのです。
また、若年層が減ると生産人口(働く人たち)も減り、経済活動が落ち込み余計に景気が悪くなるとも言われており、余程なにか起きない限り今より良くなることは考えにくくなっています。
お金を貯めるには
上記で、お金を自助努力で用意する必要があるのは理解できたと思います。
今までであれば、仕事に邁進して出世して稼ごう!というのも可能だったかもしれませんが、昨今ではブラック企業問題や過労死問題が多発し、労働環境を良くしようという運動が起きております。
その結果、【働き方改革】というものが始まりました。
ざっくりですが、長時間労働の是正や非正規雇用者と正規雇用者の格差を無くすこと、そして高齢者の採用です。
長時間労働の是正とは、生産性を上げて労働時間を減らしましょうというのが主題です。
でも、そんなことできてたら元からしていますよね。
なので主題には目が行かずに結局は労働時間の短縮という事が主題にとって代わりつつあります。
その為、残業できずに残業代も出なくなり結局給料が下がるといった事態も出てきています。
その代わりに、余った時間で副業していいよ、と会社が副業を許可するところも出てきています。
しかし、それって結局している内容が変わるだけで労働時間はかわりませんよね?
本当の働き方改革を実行するには、本業(自分で働く)+副業(お金に働いてもらう)ことがベストであると私は考えています。
副業の種類は
コンビニの雑誌にも副業特集等が増えてきておりますが、どのような種類があるのか見ていきましょう。
せどり
これは有名ですね。物を仕入れて、仕入れ値より高い値段で販売する事です。簡単な作業に見えますが、これには膨大なリサーチ力や仕入れるための労力、売れた場合は梱包して発送するための時間がかなりかかります。
結局は【自分で働く】ことになってしまいます。
ただ、他の人がまだやっていない分野で自分の得意なニッチなものがあり、需要もあるのであればやってみる価値はありますのでそのようなスキルがある一部の方にはまだチャンスがあるのも事実です。
ダブルワーク
本業とは別に他の仕事を持つ副業です。
これは説明するまでもなく、【自分の時間を売ってお金を稼ぐ】事ですので、ご自身の身体的な負担は大きくなります。
メリットとしては、副業での仕事でなにかスキルを身につけて、本業にも活かせれば本来なかったであろう出世も可能になるかもしれないという事も考えられます。
また、人脈も本業のみではなかったところにもつながりますので、そういった部分を重視される方にはうってつけです。
仮想通貨
一時期、かなり流行しましたが、流行りものについては長く続かない事が多いです。
実際、仮想通貨バブルは既にはじけてしまいました。
また、流行りものには詐欺が多く投資としては将来性を感じませんでした。
ただ、こちらも値段が安定していない投資商品であり相当なセンスがあれば稼ぐ事は可能です。
仮想通貨については【お金に働いてもらう】と言っても良いと思います。
不動産投資
先般、スルガ銀行問題にもなっていた不動産投資はどうでしょうか。
こちらも膨大な資産が必要であり、なおかつ今後の人口を考えたときに空き家リスク
もあります。また、南海トラフ巨大地震等の災害リスクも考えられます。
初期投資額の回収に時間がかかるというデメリットもあります。
しかし、元々土地持ちであり初期投資を抑えられて立地も素晴らしければこれだけ良い投資法は他にありません。
管理会社へ管理を任せ、家賃収入(インカムゲイン)を得ながら生活でき、必要なくなれば売却してお金にもできます(キャピタルゲイン)。
資産家で、不動産業に強いつながりがある方は踏み出してもよい投資法です。
株式投資
投資というと株式投資を思い浮かべる方が多数だと思います。しかし、こちらは
初期投資額が大きく、また銘柄選びがとてつもなく難しいものになります。
初心者には到底扱える代物ではありません。
しかし、こちらも長く続け勉強を継続していけばある程度は稼げるようにはなる可能性があります。
株特有の【株主優待】がある会社も多いので、副収入というよりは本業+少しの楽しみとして行うにはいい投資です。
何度も言うようですが、レバレッジを効かせた取引は出来ないので初期投資額が大きくないと大きな利益を得られません(損失もすくないですが)。
FX
FXとは外国為替証拠金取引という為替を売買する方法です。これは売買対象が株券ではなくて各国の通貨になるという認識でOKです。
FXにはレバレッジ取引というのがあり、例えば10万円の元手で500万円以上の取引が可能です。
その為、利益が出るときは大きく、損失も最大で元手だけの為、ローリスクハイリターン運用が可能です(ゼロカットシステム採用の証券会社のみ)。
ただし、自分で勉強しながら売買していくのはとても難しいと言われています。FX市場では取引している層のレベルがかなり高いのです。例えば銀行や証券のディーラー・ヘッジファンド等と戦います。
その為、自身の知識だけではプロトレーダーには太刀打ちできない場合が多いです。
私は自動売買システムを使って取引しております。
こちらはプロが作成したシステムを使って自動取引するものですので素人でも扱えるというメリットがあります。
結局どの副業がいいの?
これについては【人それぞれ】と言えるでしょう。
私自身、あらゆることにチャレンジしました。
せどりについては、中国からiPhoneケースを300個仕入れてアマゾンへ出品しました。一つも売れませんでした。
ダブルワークもバイトで何回かしました。しかし疲れが残り本業に影響するためすぐ辞めてしまいました。
株式投資も、元手が30万円くらいで始めました。ジリジリマイナスになりやり方を勉強してもプラスになりませんでした。
たまたま、郵政株が新規売り出しで買えたためそのタイミングでマイナス分を回収し足を洗いました。
不動産投資も、怪しい業者に自分が住んでいない地方都市のワンルームマンションを紹介されて購入しました。
今のところ住人が住んでいるので良いですが既に築25年のマンションです。ローンの支払いが終わる頃には売却してもお金にならないと思いますし、処分に困っているというのが正直な所です。
FXだけは今も利益を出し続けています。ただ、ここまで来るのには時間がかかり、当初は自動売買ではなく裁量取引(自分の意志で売買する事)をしており4年間マイナス続きでした。
しかし、元手が少なくできる投資はFXしかなかった為、リサーチに時間を費やし結果、自動売買に出会い、私の収入は安定しました。
人それぞれ得手不得手があるのでどの副業が良いかは断言できません。ただ、私はFXで成功しているので、FXについては情報提供ができます。
皆様の老後の不安がなくなればと思い記事を書いておりますので、FXに興味があれば私のサイトをくまなく見ていただき勉強してください。
他の副業であればそれもまた良いと思います。各副業に特化したサイトがありますので検索してみてください。
ご興味があれば順を追ってみていただければと思います。


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